日光に春を告げる祭りと言われているのが、日光二荒山神社の弥生祭です。初日の本社・滝尾・本宮の三社の神輿飾祭を皮切りに5日間開催されます。5日間の多くは神事が中心となりますが、見どころは付祭として行われる「各町家体繰出し」です。

日光地区の東西11の町内が豪華絢爛な花家体が境内に集合したあと、花家体が拝殿の周りを囃子とともに一周する「神明廻り」が行われます。この花家体が当番町会を先頭に、坂道を一気に駆け上がるところで祭りは最高潮を迎えます。