京都の八坂神社の祇園祭から全国に広まり、福岡の各地区でも受け継がれてきた「祇園山笠」。
朝倉市杷木に伝承されている祇園山笠は志波地区と久喜宮地区の須賀神社で毎年7月中旬に行われています。
この辺りで見られるのは先頭を獅子舞、続いて神輿、山笠の順に巡る珍しいものとして知られています。

杷木須賀神社の「久喜宮(くぐみや)祇園山笠」は、1.2kmの道を練り歩く獅子舞に神輿、高さ4mもの素戔嗚尊を飾った山笠が見られます。
獅子に頭を噛んでもらいご利益を授かろうと、近隣からお子様連れのご家族が集まります。
地域住民により大事に続けられている風情のあるお祭りです。