秋田県と山形県の県境に位置する鳥海山は、古代から火山活動が活発で、神々の怒りとして恐れられてきました。やがて山岳宗教の広まりとともに修験の山として、さらに近世には豊穣と繁栄を祈る農業神としてとして、信仰を集めてきました。こうした歴史を持つ鳥海山麓には多くの獅子舞番楽が伝わっております。

「鳥海山伝承芸能祭」は鳥海山北麓の獅子舞番楽や国指定重要無形民俗文化財
「小滝のチョウクライロ舞」など、にかほ市の伝承芸能が一堂に会します。