にかほ市の七高神社では毎年1月7日に正月年占行事「七日堂御頭神事」が行われます。
神事では、普段七高神社宝物殿に安置されている獅子頭が姿を現します。

江戸初期のものとされている獅子頭は秋田県の文化財に指定されており、舌と顎は一体で、牙は前歯の近くにあり、耳は横向きに倒れています。

獅子頭巡業で院内地区を練り歩く際は、子どもたちが幕の中に入って一緒に練り歩きます。その姿は、獅子頭神幸をする春祈祷を伝えるものとして大変貴重な行事です。