金浦の赤石地区では毎年1月15日「アマハゲ」が行われます。

前中波宇志別神社の当番町でアマハゲ用のワラの衣がつくられ、午後に無病息災・五穀豊穣・家内安全を祈願し、古いお札や門松に火をつけます。3時ごろからは、男子中学生2人が墨で顔を黒く塗りつぶり、赤い口紅をぬり、ワラで編んだ蓑をまとってかね太鼓をならしながら家々を回ります。

「ナマハゲ来たじゃ」と叫びながらまわり、家々では神前で15回飛び跳ねてわらを落とし、家人はこのわらを拾い小銭や餅、菓子などを振る舞います。拾ったわらは燃やし、煙を浴びると健康に暮らせるとされています。