紫灯祭は、毎年正月三日に真山神社の境内で紫灯を炊き上げて、この火にあぶられた大餅を山の神に献上する儀式です。この餅を受け取るために下山するなまはげは、山の神の使者「神鬼」の化身だと言われています。

村内安全・五穀豊穣・大漁満足・悪疫除去のための祈りが捧げられた後、なまはげが登場し餅を受け取って山へと帰っていきます。

2月の中頃に開催される観光行事なまはげ紫灯まつりと違い、こちらの紫灯祭は厳かな神事です。