男鹿市の北浦地区では鹿島神を漁師の神様として信仰しており、北浦漁港から北浦神社にかけてのエリアで行われる北浦の鹿島祭りは、海上安全、大漁満足などを祈念する行事として重要な位置を占めています。

お祭りの1週間前から鹿島人形を一軒ごとに回し、人形が悪いものを背負います。そしてお祭り当日、神社境内にある鹿島船に安置し、町内を巡った後、北浦漁港から1.2キロの会場にて鹿島人形を流します。流された船が着いた浜はハタハタが大量になると言われています。