天保元年に「日然」が開山したと言われているここ蓮光寺。
1月の寒さも厳しい中行われるのは、「星まつり」と呼ばれる儀式です。

境内に前日から準備されている冷水は、寒さにそのままさらされて凍りそうなほどの冷たさになっています。
これを手桶にくみ取り、頭からかぶるという荒行を行う祭りです。
かぶる僧侶はみな下帯のみをまとい、「六根清浄」や「水行肝文」をといったこの儀式のためのお経を唱えます。

これを行うことで、地域の五穀豊穣や無病息災が叶うとされています。
また、桶に残った水を飲むと家内安全のご利益をいただけるとされ、多くの信者が参詣に訪れます。