石川県の加賀市塩屋町を始め、永井町や福井県の吉崎町に古くから伝わる踊りの1種、「シャシャムシャ踊り」。
これは蓮如上人が各地に伝えたとされていることから、「蓮如踊り」の呼び名で地域住民に根付いている伝統文化です。

お盆の時期に地元住民を始め帰省してきた人たちも含めた大人数で行われる踊りで、塩屋町では毎年海辺で開催されてきました。
夏の夜に涼やかな波の音と、昼とは違う顔を見せる海に囲まれながら踊る様子は大変幻想的です。

また、これは市の無形民俗文化財にも指定されている伝統的な行事となっています。