富士山のふもとの富士吉田市、富士山北口登山道の起点にあり、1900年の由緒を持つ北口本宮富士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)は、富士信仰の中心であり、富士山世界文化遺産の一部でもあります。

毎年、富士山山開きの前日である6月30日に行われる夏越大祓式は、日常生活のなかで知らず知らずのうちに生じた罪や穢れを人形(ひとがた)に託して清め、無病息災を祈願する行事です。
同じように、罪穢れを除き、心身が清浄されることを祈願する、茅の輪くぐりも行われます。