富士山のふもとの富士吉田市、富士山北口登山道の起点にあり、1900年の由緒を持つ北口本宮富士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)は、富士信仰の中心であり、富士山世界文化遺産の一部でもあります。左右に老杉の迫る参道に立ち並ぶ苔むした石灯篭、高さ18mの大鳥居、古色蒼然とした神楽殿、重厚な本殿(重要文化財)など、境内には荘厳な雰囲気が漂います。本殿の左右に東宮本殿(重要文化財)、西宮本殿(重要文化財)も見ごたえがあります。東宮は武田信玄が寄進したと言われています。西宮の右奥に立つ鳥居は吉田口登山道の入口となります。

一年のうちの初神事は毎年1月1日に行われる歳旦祭です。
新年を祝い、新たな一年の安泰、繁栄を祈願しましょう。