1月15日の早朝、藤宮神社では「筒がゆの神事」が行われます。
その年の作柄と天気を占う神事で、昔は神職以外は見ることが出来ない行事でした。
現在は1月15日の早朝に行われており、見学も出来るようになっています。
境内に大釜を据えて小豆1合、米1升、水1斗を入れて煮、小豆粥を作ります。そこにすだれ状に編んで丸めた18本の短いヨシヅツを2本のニワトコの木でつくったカユカキボウに挟んでかき回すように浸します。
ヨシヅツが取り出され神前で祈願の後に入っている米粒の数を調べ、作物と天候を占います。
神事が終わった後は小豆粥がふるまわれ、食べると虫歯にならないと言われています。