日本海側一体の守護神とされる須須(すず)神社の金分宮(きんぶんぐう)で、毎年3月15日に営まれる伝統的な神事です。
無病息災や豊作・豊漁を願う的打ちで、ほら貝の音色が響く中、神職が災いを祓うために的に向かって4本の矢を放ちます。
これは元々、流鏑馬から派生した神事と伝えられており、矢で悪い神を退治することで1年の平安を祈るものです。集まった氏子や参拝者も弓を引くことができ、的を射抜くと幸せになると言われています。的打ちの後には、餅まきも行われます。