熊野那智大社周辺には、あの世との境目が存在するので、毎年注連縄を張り替えて結界を強化する儀式が行われます。
これを熊野那智大社の御滝注連縄張替式と呼び、毎年神主達が滝周辺に赴き手作業で注連縄を張り替えています。

張り替える場所は滑りやすく危険な作業になる為、注連縄を設置する前には不幸な事故もあったとの記録が残っています。
しかし注連縄の効果によって和歌山県の民が安全に過ごせるようになったので、歴史探訪を計画している方は熊野那智大社へ訪れてみましょう。