ここ妙蓮寺は、かの有名な日蓮聖人の両親をお祀りしてあると言われる由緒正しきお寺の1つ。
その妙蓮寺の住職たちが集まり、今年1年の漁業の無事と豊作を祈願して行われるのがこの祭りです。

みなさんもご存知七福神の中の紅一点、弁財天といえば、漁業の守護神としても知られています。
そんな弁財天に向けた祈祷と、日蓮聖人の化身とされる鯛を供養するために「何妙法蓮華経」を唱えながらの行列が行われるのです。

この地域で鯛は神聖なものであり、決して口にすることはありません。
そうして守り継がれてきたこの行事のおかげで、地元では今日も無事に漁が行われているのです。