毎年5月、大山不動尊では火渡り祭が行われます。
これは、正式には「柴燈護摩供法要」と呼ばれ、無病息災や家内安全を祈願する行事としてかつてより続けられてきました。
起原は源頼朝の時代までさかのぼると言われ、彼は当時火渡りで戦勝祈願をしたとの言い伝えも。

大きなほら貝を吹く行者が先頭を切って現れ、真ん中に燃え広がるのは柴。
火がぱちぱちとくすぶる熱い柴の上を、なんと裸足で歩きます。
熱さを感じながらも、平然と歩く様子は不思議な光景でもあります。

なんとこちらの行事は一般参加が可能となっています。
本年度の祈願を込めて、参加してみてはいかがでしょうか。