かつて弘法大師が修行の際に庵を結んだ地として知られる寳國寺は、自刻と伝わる弘法大師空海像がご本尊という弘法大師にゆかりの寺院です。

毎年、空海入定の旧暦3月21日(現4月21日)には、いつも人々のことを思い願ってくれるお大師さんに対し、この日だけはお大師さんのことを思い、感謝しようという行事「正御影供奉讃柴燈護摩大法会」が斎行されます。

当日は境内に護摩壇を組んで山伏たちが護摩焚きを行い、荘厳な空気に包まれます。