生駒の聖天さんとして親しまれている宝山寺の参道には巨大な鳥居があり、聖地への入り口として威容を誇っています。

歓喜天の縁日である毎年12月16日には、この大鳥居に長さ約7メートル、重さ約450キロの注連縄が掲げられます。

注連縄は、生駒山で作られたもち米の藁を使い、寺の奉仕団体「宝山寺青年会」が丹念に作るとのことで、奉納には一般の参拝者も参加できます。奉納会の最後に散華が撒かれ、お餅が振る舞われます。