岩手県の三陸海岸に面する宮古市では、自然環境に恵まれた環境を生かして、農林漁業といった第一次産業が盛んに行われています。中でも、親潮と黒潮がぶつかりあう三陸沖は、世界有数の好漁場となっており、サケやサンマ、タラ、イカをはじめ、ウニやアワビ、カキなどが多く水揚げされています。

毎年冬の3月頃には毛ガニも多く水揚げされ、それに伴い宮古市の魚市場では「宮古毛ガニまつり」が開催され、毛ガニを格安販売するほか、毛ガニ汁の無料振る舞いや毛ガニの一本釣りなども行なっています。