宇賀部神社は、和歌山県海南市にあります。古事記・日本書紀によりますと、九州を平定して大和を目指した神武天皇が紀の国名草邑(なくさむら)(現在の海南市)を支配していた名草戸畔(なくさとべ)の軍勢と戦いました。名草戸畔は死闘の末敗れ、頭・胴・足をバラバラにされるという無残に殺されました。その首級を祀ったとされ、古くから頭の守護神として「おこべさん」と呼ばれ親しまれています。

節分祭は立春をひかえ一陽来復を願う意味で祈願されます。豆まき神事が行われ、先着100名の参拝者に福豆が配られます。