茅野市本町にある御座石神社(ございしじんじゃ)で行われるお祭りで、市指定無形文化財に指定されています。鎌倉時代が起源とされるお祭りで、当日はその年の当番の氏子が仕込んだ、できたてのどぶろくが振る舞われます。

地区ごとに持ち回りの当番が決められていて、その年の「どぶろく当番」に選ばれると、およそ一ヶ月寝食を惜しんで仕込みに当たります。神社境内にある土蔵でどぶろくを仕込み、毎年およそ1600リットルを製造します。