頭の宮 宇賀部神社は和歌山県海南市にあります。古事記・日本書紀によりますと、九州を平定して大和を目指した神武天皇は名草邑(なくさむら)(現在の海南市)を支配していた名草戸畔(なくさとべ)の軍勢と戦いました。名草戸畔は死闘の末敗れ、頭・胴・足とバラバラにされるという無残に殺され、その首級を祀ったとされています。古くから頭の守護神として「おこべさん」と呼ばれ親しまれています。

大祓は夏越祓ともよばれ、一年の丁度半分に当たる六月の末日に、半年間心身共についた災厄をはらい、残りの半年の無病息災を祈願するお祭りです。