岩手県宮古市の横山八幡宮は、白鳳9(680)年に創建された1000年以上の歴史をもつ伝統ある神社です。御祭神は「品牟陀和気命」、「豊受姫命」、「天照皇大神」の三柱で、さかさ銀杏と呼ばれる立派な御神木があります。

石造りの鳥居、そこから伸びる参道、広い境内に水舎など、どこも華美な装飾がなく整然とした佇まいの神社です。そんな横山八幡宮で、毎年大晦日に「年越大祓式/除夜祭」が執り行われます。

行く年の罪穢を祓い、清々しく新年を迎えるための師走の恒例神事です。