とんど焼きは「どんど」「とうどう」など様々な呼ばれ方で全国的に行われている新年恒例の行事ですが、瀬戸内海の中央に位置する25の離島で構成された上島町でのとんどは、四本柱の櫓を組み、しめ縄や松飾りを巻きつけて作られるのが特徴です。

上島町のどんどは海岸で行われることが多く、住民は正月飾りや鏡餅を持ち寄り、竹に挟んだ餅を炙って食べたり、煙を浴びて無病息災を祈ります。
また、八幡神社では五穀豊穣や悪霊退散を願って行われる弓祈祷も見られます。