毎年1月7日の未明に皇太子神社で行われる神事で、平成15年に市指定無形民俗文化財に指定されました。

同社は全国でも珍しい、麹の神様として知られ、麹の神が近くに漂着したのを祀ったのがはじまりと伝えられます。

御門弓は神様の右側と左側を担いだものの子孫が、左右の講にわかれ、家紋入りの提灯を持って着座します。静寂に包まれた夜明け前の境内で、弓を射る大夫が「天下泰平、国土安全」などを唱え、的に向かって矢を放つ神事です。