宮崎県仙台市の「大崎八幡宮」は、室町時代に大崎氏が現在の地である田尻町に遷祀し、守護神として篤く崇敬したことから始まった仙台総鎮守の神社です。この神社の御社殿は、仙台藩祖・伊達政宗公の命により十二年かけて当世随一の巨匠達を招き造営されました。

この大崎八幡宮では、毎年2月立春前日の日に「節分祭」が斎行されます。冬と春の季節の分かれ目に行われるこの節分祭には、徐疫・招福が祈願され、追儺の行事のほか、年男年女・戌年亥年生まれの方々の厄除け祈願が行われます。