福岡県朝倉市にある恵蘇八幡宮では、安土桃山時代から続く伝統行事「粥だめし」が行われています。
毎年2月15日に青銅器に盛りつけた3杯のお粥を木箱に納め、3月の初卯の日にお粥に生えたカビを観察して農作物の豊凶を占います。

生えたカビは厄に見立てられ、赤カビは日照り、青カビは水害、黒や黄色のカビは虫害など、更にカビの深さでもどの程度の影響があるかを占われます。
よく当たるとの噂もありますが、寒冷によりカビが生えにくいために占いの結果が良くなることも。