三池は昔、筑後の国と肥後の国の国境にある宿場町でした。三池藩の陣屋もあったことから地方行政の中心地にありました。

三池地区に春の訪れを告げる「三池初市」は江戸時代、三池街道沿いで、農作業用品や米・野菜の物々交換から始まったとされる伝統行事です。名物の花てぼ、竹かご、各種苗木、植木、食べ物など約200店舗が並びます。

およそ300年の歴史をもり、「初市風にあたると、一年中風邪をひかない」という言い伝えがあります。
当日は400mが歩行者天国となり、地域の小中学生による演奏や催しがあり来場者を楽しませます。