「稚児風流」は、筑後市の水田天満宮の御神幸祭に奉納されるものです。6歳から12歳までの子どもたちが、シャグマと呼ばれる被り物を頭に被り、金襴の陣羽織を着て、舞い踊ります。五穀豊穣、天下泰平を祈願します。

御神幸祭の日は、天満宮に奉納した後、神輿と一緒に市内を練り歩き、御旅所で再び、奉納の舞を披露します。そして、神輿とともに神社に戻ります。「稚児風流」は600年以上の歴史を持つ伝統行事で、福岡県の無形民俗文化財に指定されています。