新春の火祭りとして有名な「鬼の修正会・追儺祭」は鬼夜とも呼ばれる、福岡県筑後市の熊野神社の伝統行事です。
17時頃から地元の小学生約400名が手作りの松明を持ち寄って神殿を巡回する「小松明」があり、メインの「大松明」は21時からです。

鬼追いの後に点火される3本の巨大松明は樫の木や竹を使い300人がかりで作られ、直径1.5m、長さ13m、重さは500kgもあります。
その松明を締め込み姿の氏子数十名が刈又という棒で支え境内を三周します。
生半可な気持ちでの参加は危険ですが、五穀豊穣や無病息災を願って行われ、火の粉や煙にもご利益があるとされる有難い神事です。