「霊巌寺」は、福岡の特産物である八乙女茶発祥の地だと伝えられています。献茶会では、1406年に茶祖・栄林周瑞禅師が中国(明)から茶の種子を持ち帰り、製茶の技法を伝えたことをたたえるとともに、今後の発展を祈願します。

当日は、新茶の献茶や山唄の奉納、野点(屋外でのお茶会)や新茶の販売など、お茶の文化を存分に満喫できることでしょう。

また、霊厳寺には様々な奇岩がそびえ立ち、高さ12メートルほどの男岩は日本最大級と言われていおり、県指定天然記念物にも選定されています。さらに、新茶の香りに包まれる霊巌寺から見える景色は、広大な茶畑が広がっており、大変美しい八乙女を愉しむことができますよ。