福岡県八女市にある宇佐八幡宮では毎年7月の上旬に八女市の指定無形民俗文化財に指定されている「岩崎の子ども川まつり」が開催されます。

約100年以上続くこの祭りは五穀豊穣や水難回避の祈願をするための祭りで、現在まで親から子へ受け継がれてきました。

また、準備の段階から子どもたちが主体となり進めていくとても珍しい行事です。
祭りの日までにそれぞれが飾り竹を用意し、大きな長い笹竹に藁で作ったカゴとドンバラや子どもの名前を書いた短冊で飾り付けます。

当日は男女別にそれぞれの場所から出発し掛け声を掛けあいながら用水路の各所に飾り竹を立てていきます。

活気あふれる岩崎の子ども川まつりは気軽に子どものうちから伝統に触れることの出来る祭りとなっています。