鬼払い行事と翁舞の奉納、豆まき神事が鹿児島神宮で行われます。追儺(ついな)とは大晦日に宮中で行われる年中行事の事です。厄神が疫神を祓う儀式で節分の元になった行事です。

7世紀から8世紀初頭に中国から伝わった風習で、古来季節の変わり目には邪気(鬼)が入り込みやすいとされ、平安時代の宮中などでは邪気を祓う儀式を大晦日(春の節分)に行っていたのが始まりとされています。追儺は「鬼やらい」とも呼ばれ、諸所の厄難を祓い福を招こうと鹿児島神宮でも多くの人が厄を落としに訪れます。