植松地区祭礼は横松神明社の例祭です。このお祭りでは明治以前から山車が曳かれていたと伝わり、現在の山車は大正時代のものだそうです。

昭和34年まで続いたこのお祭りは、一時中断を経て平成4年に復活して現在に至っています。祭礼の前夜に宵祭りがあり、108の提灯に火が灯った山車が曳き回される光景は幻想的です。

祭礼の日には、緑あふれる田園風景の中を優雅に山車が曳き回され、終盤に行われる山車の大回転は、このお祭りの最大の見どころとなっています。