阿久比町では、毎年4月になるとその年の豊作を祈る春祭りが執り行われ、勇壮な山車の曳き回しやお囃子、三番叟などの奉納が行われます。これらの山車は江戸や明治期の建造で歴史的価値が高く、阿久比町の有形民俗文化財に指定されているものもあります。

その中のひとつ、宮津の山車行事とからくりの奉納は、4月の第3土・日曜日に宮津熱田社で行われ、宮津北組山車と南組山車が社の前で正面を西向きにして並び、勢いよく前後に山車を曳く一連の動作が繰り返されます。