室津八幡宮秋祭では室戸市無形文化財「馬子唄」が奉納されます。
江戸時代から伝わる「馬子唄」は県下郷土民謡大会で第一位になった事もあります。

馬子唄は水色の手ぬぐいをほう被りし、そろいの浴衣の着流しを着て歌われ極めて流暢な抑揚のある歌声で清らかさと温かさの感じられる調べです。

また「おなばれ」と呼ばれる行列があり、真っ赤な幟、馬子駒、潮払い、鼻高、太鼓、槍、鉄砲、神主、神輿、共輿、花台など絢爛な作りで町を練り歩きまるで大名行列を彷彿とさせるような優美さで見ごたえがあります。