三島町では夏の風物詩「虫送り」が町内各地で行われます。
農作物に害のある虫を追い払うために行われる行事で、福島県の重要無形民俗文化財に指定されています。

西方地区、名入地区、大石田地区の三ヵ所で行われており、子どもたちを中心に地域住民の協力を得ながら伝承されている行事です。

準備には1ヵ月ほど前から行われ、提灯や旗を作り、当日は朝から、中学生や地区役員などが準備が行い、夕刻より行事が始まります。
子どもたちが提灯や旗などを持ち、山車やかごとともに掛け声を上げながら、地区内を練り歩きます。