初午祭(又は初午大祭)とは、初午(はつうま)の日に行われるお祭り。主に全国の稲荷神社などで行われています。京都の伏見稲荷大社の創建が初午の日だったことに由来し、お稲荷様のお祭りが初午の日に行われるようになりました。現在では縁起の良い日として、稲荷神を祀らない寺社でも行われるお祭りになっています。

伯耆稲荷神社の初午大祭では、宮司が参拝者の邪気を祓う破魔弓神事が行われます。東西南北と中天の五方向に邪気祓いの矢を放ちます。古来から弓矢の音は、悪霊や邪気を祓う力があると考えられてきました。