八海山と言えば、かつて大化の改新を行ったとされる「中臣鎌足」が祠を設けたとされる古い歴史を持つ山。
さらに、「弘法大師」がこの山の頂上を使って修行をしていたとされる、霊峰としても信仰の厚い山でもあります。

また、「圓成院木食普獄泰賢(えんじょういんもくじきふがくたいけん)」と呼ばれる、幼き頃から霊力を持った男が、八海山で修業を行い、御神徳を布教するために難行を行っていました。
これにより、32歳で亡くなった彼の命日にちなみ、八海山尊神社では春の例祭を行っています。

彼の御徳にあやかり、この日は慰霊祭と柴燈護摩を執り行い、無病息災を祈願します。