山口県の九州寄りの日本海側に、開湯800年になる歴史ある川棚温泉があります。

フランスの著名なピアニストアルフレッド・コルトーがコンサートで川棚に訪れた際、この地をいたく気に入り、特にホテルの窓から望む響灘と厚島に魅了されました。

そのコルトーが滞在したホテルが、東京オリンピックスタジアムを手掛ける建築家・隈研吾氏によって「下関川棚温泉交流センター川棚の杜」に生まれ変わり、コルトーの名をいただいたコルトーホールでは夏の間ライトアップされ、スタッフによる建物探訪ツアーが実施されています。