二見夫婦岩と言えば、三重県が有名ですが、山口県下関豊北町にも、夫婦岩があります。その夫婦岩の注連縄が毎年1月2日に、張り替えられます。
張り替えるのは、ふんどし姿の自治会の男性達で、海水で禊を行った後、冬の冷たい空気の中、熱気をほとばしらせながら作業をします。

ところが2011年の張り替えの際、劣化した岩が崩落する危険性が出てきたので、2017年以降は神事のみ行い、注連縄の張り替えは、注連縄が劣化する10年程度に1回行うこととなりました。

約160年も続くこの行事、ぜひ絶やさないで受け継いでいって欲しいところです。