輪島市門前町櫛比神社では、毎年2月に万歳楽土と呼ばれる祭りが行われます。

門前町の櫛比神社では、獅子舞が奉納され、その後裃姿の厄年の人が祝い棒と松の枝を持って踊ります。

獅子がオハケという幣束と御祭神を受け取りに行き、万歳楽土の神事が奉納されます。

厄年の舞人が祝い棒と松の枝を持ち、「マンザイロクト」と叫びながら田畑を耕すような動作をします。

この時他の参拝者も同じように「マンザイロクト」と声を掛けます。今年も豊作になるよう祈願するのです。

祭りの最後に餅がまかれます。この行事は2月24日に町内の清水神社でも行われます。