山名神社は素戔嗚尊を主祭神とする飛鳥時代に創建れたといわれる神社です。疫病よけの夏祭りを行う神社で、京都の八坂神社と同じ同じ神様を祀っています。例大祭では、8つの屋台を引き回す前夜祭から始まります。

メインは国の重要無形民俗文化財に指定された「天王祭舞楽」の奉納です。昆虫や動物のかぶり物を着けて舞うのが特徴で、清めの舞で始まると、獅子、龍、蟷螂などの舞が奉納されます。やがて、舞楽が行われている舞台の周囲を屋台が取り囲むように回って、祭りは最高潮を迎えます。