平安時代中期の天文学者である安倍晴明公をお祀りする晴明神社は、晴明公の偉業をたたえた一条天皇の命令により、晴明公の屋敷跡地である現在の上京区に社殿が創建されたとのことです。
この晴明神社にて毎年11月23日に行われるのが御火焚祭です。「火生土」の理、つまり火を焚き上げることによって作物を生成する際に疲弊しきった土を蘇らせることを目的として護摩木が焚かれます。冷え込む季節の幻想的な雰囲気の中、雅楽が奏でられて厳粛に執り行われる神事にぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。