平成12年より、この抜穂祭は始まっており、お米の収穫を感謝する祭りです。菅笠(すげがさ)い赤井たすき姿の抜穂女(ぬいぼめ)たちがご神田より、黄金色の稲を刈り取り抜穂司(ぬいぼつかさ)と呼ばれる男性2人が稲を懸税(かけちから)とともに神前に供えられます。
刈り取られた稲穂が本殿に持ち込まれ、その稲からは約480KGの米が取れる見込みで多賀大社にて11月23日に行う新嘗祭(にいなめさい)でも供えられ、年間の行事に使用されています。