下久具で行われる獅子舞。
これは甘酒神事とも呼ばれており、その名の通り甘酒を奉納することで知られています。
下久具の家庭は当番制で甘酒の仕込み役が決まっています。
地区の各家庭から集められた米を使って作る甘酒です。

そして使用される獅子舞は、宮川を挟んで対岸にある棚橋地区の獅子舞と対になっているもの。
下久具の獅子は「おさき」と呼ばれる雌、棚橋の獅子は「だいじょう」と呼ばれる雄です。

寒さも厳しい中、いともせず激しく舞い踊る獅子舞は伝統的文化を感じさせる神事です。