越後の冬の行事「サイノカミ」は、巨大な火柱をあげ焚き上げます。
サイノカミは「ドンド焼き」などと呼ばれることもあり、冬を彩る伝統的な小正月行事になります。

平安時代の左義長という宮中の年中行事に由来を持つと言われており、土地毎にバリエーションが異なるようです。

新潟県では雪原の上に藁で大きなサイノカミを作り、それを燃やして豊作や人々の無病息災を祈る行事になります。
火の勢いがよく、高い火柱が上がるほど良いとされており、その高さを競うこともあったようです。