久能山東照宮の古儀節分祭は、ご祭神である徳川家康公が駿府城に在城の折、城の門ごとに鬼撃木(おにうちぎ)を飾ったことに由来した伝統ある行事です。

宮司の祝詞奏上ののち、神前にお供えした豆をさげて、石の間にて「豆打ちの儀」が行われます。その後奉仕神職2名が楼門、一ノ門にてそれぞれ豆打ちの儀を行い、除災招福を祈願します。

立春前日という季節の節目でもあり、多くの参拝者が訪れて厳かに執り行われるお祭りです。