赤田大仏祭は神仏習合の名残を今に伝える貴重なお祭りとして、秋田県の無形民俗文化財に指定されています。

奈良県の長谷寺、鎌倉の長谷寺とともに日本三大長谷観音のひとつに数えられる長谷寺(ちょうこくじ)には、高さ9メートルの大観音様(赤田の大仏)が鎮座しています。毎年8月21日には大仏の分身とされる小さな観音様が約1キロ離れた神明社へ運ばれ一晩安置されます。そして翌22日、分身の観音様は神輿に乗り長谷寺へ戻って来られます。

観音様の行列には数多くの獅子舞が参加して五穀豊穣を祈ります。