由利本荘市を通るかつての亀田街道を中俣から進んでいくと、高尾地区へ至ります。街道の面影を今に伝えるこの集落には、現在も古い道しるべが数多く残されています。

この高尾集落には、子どもの健全な成長を祈願するために昭和53年6月に地域内外の老若男女が浄財を寄せて建立されたお地蔵さんがあります。

水掛け地蔵まつりは、このお地蔵さんに水を掛けて心願成就を祈願する行事で、子ども地蔵尊とも呼ばれる夜の例祭は稚児行列が主体となります。